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■熊野速玉大社
熊野新宮(通称は新宮)は熊野川河口に近い右岸の川原に沿う、千穂ヶ峰の北東麓に鎮座する。本宮と同じく延喜式内社で、正式社名は熊野速玉大社であるが、地元では「速玉さん」「権現山」の俗称で通っている。
新宮の創建は不明だが、「歴代編年集成」には第十二第景行天皇十二年に始まるとあり、その頃前後と思われる。
熊野速玉大社は熊野三山に数えられる古社。祭神の熊野速玉大神など12柱は、はじめ神倉山に祭られていたが、のちのちに移された。そのため神倉山を元宮ここを新宮と呼ぶようになり、それが地名の起こりともなった。緑に包まれて立ち並ぶ丹塗りの社殿は昭和の造営で、国宝・重文を含む計1200点もの古神宝類を所蔵。蒔絵の箱や金銀装の太刀など優れた工芸品も多く境内の神宝館で一部保存されている。
祭神
熊野速玉大神(いざなぎ命)
本殿:南向、神紋:烏、菊 。由緒、伝承:「式内名神大社」。神武東征以前には既に鎮座、景行12のとき社殿の創建と伝わる。
第1本社(結宮・ゆいのみや):熊野結大神(いざなみ命)
第2本社:熊野速玉大神(いざなぎ命)
第3殿:家津美御子大神・国常立命
第4殿:天照大神
第5殿:高倉下命
第6殿:天忍穂耳命
第7殿:瓊瓊杵命
第8殿:彦火々出見命
第9殿:鵜葺草葺不合命
第10殿:国狭槌命・豊斟渟命
第11殿:泥(泥+土)土煮命(うひじの)
第12殿:大斗之道命(おおとのじ)
摂末社:新宮神社、熊野エビス神社、八咫烏神社:武角見命(たけつのみ)、手力男神社。
DATA
JR新宮駅から徒歩15分
神宝館入館500円(9〜16時)
TEL0735-22-2533

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