吉野熊野国立公園の一部、国の天然記念物にも指定される瀞八丁(どろはっちょう)は日本一の渓谷美ともいわれます。この瀞峡(どろきょう)は、和歌山県新宮市熊野川町志古の志古乗船場、または熊野市紀和町の小川口乗船場から、ウォータージェット船に乗って体験することができます。乗船場からウォータージェット船で上流にむかい瀞八丁にさしかかると、
川の両岸には次々と洞天門、亀岩、堕落岩、とさか岩など様々な奇岩が並ぶ美しい風景が飛び込んできます。さらに奥まですすむと、船は和歌山、三重、奈良の三県が出合う田戸の休憩場に到着します。かつてはこの場所に、奈良と和歌山にまたがって建ち、窓からの眺めは三重県という旅館「瀞ホテル」(古くは招仙閣という名前でした)が営業していました。幽玄の楼閣といった風情の宿は非常に美しく、熱心なファンからの営業再開を望む声も多いそうですが、いまはただその建物だけがたたずんでいます。
・入鹿温泉ホテル瀞流荘
瀞峡観光での宿泊は、ウォータージェット小川口乗船場ちかくにある入鹿温泉ホテル瀞流荘がおすすめです。
天然温泉もさることながら、かつて紀和町にあった紀州鉱山で使われていた、小さなトロッコ列車に乗って行く瀞流荘の湯元である湯の口温泉、日本の棚田百選に選ばれ、テレビで幾度も紹介されてきた丸山千枚田、熊野古道の通り峠、日本の滝百選に選ばれた布引の滝など、車で数十分ほどの範囲に数多くの見所があります。
食事も、特産のキジ肉を使用した会席料理(予約が必要な場合あり)などがあり、グルメにも満足な宿といえるでしょう。
また毎年8月第1土曜日には、瀞流荘前の河川敷で「紀和の火祭り」花火大会が開催されています。
QRコードを携帯電話で読みとって瀞八丁周辺の地図を表示できます。
ドライブイン志古(ウォータージェット船志古乗船場)
新宮市よりバスで30分
入鹿温泉ホテル瀞流荘(ウォータージェット船小川口乗船場)
JR新宮駅またはJR熊野市駅よりバスで40分程度