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今は昔の、大変懐かしい熊野川の筏流しの風景である。
現在は熊野川の上流(支流の一つ)である北山川で観光目的の筏流しが
往年の面影を今に伝えている。かっては、材木の町新宮へ熊野川をはるばる下って筏師達が激流の中をこうして材木を運んだのであった。
熊野川の川面が逆光に映えて、筏と筏師のシルエットがいいコントラストを見せている。モノクロ写真の真髄ここに見えりと言うところだろうか。
右の写真も熊野川河口の鮒田の辺りの風景だったろうか、筏流しで運んできた原木の溜まり場の一コマである。
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これは串本での往年の網干しの一コマである。
干した網の形が空間に描いた造形美となって一種のモダンオブジェのようである。
干している網はたぶんオオシキで使用される定置網の一種だと思う。
今は、もうこのような網干しの風景はとんと見なくなってしまった。干さなくてもよい素材にかわったのかどうかは知らないが、網を大事にする昔の漁師達の意気込みが干した網から漏れ伝わってきそうである。
Hall5
この写真を撮影した場所は定かでない。しかし串本近辺であることは間違いない。串本辺りでこのような「ふぐ提灯」を製造している家はもうないと思う。
おおきく膨れたふぐの腹がなんとも面白い。時代を超越した一枚とでもいった一コマではある。

右の写真は、昭和30年代後半頃の串本の札場(港の荷揚げ場)を撮影したものである。懸命に汗して働く母の傍で子供が無心に見つめているその姿が今も脳裏に蘇ってくるようである。
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左の写真は新宮市熊野川にかかる大橋に係留されている懐かしいプロペラ船を撮影したものである。プロペラ船は今はジェット船にとって変わられたが、後ろの熊野大橋は国道42号線として今も現役の橋である。

右の橋げた落下の映像はどいう訳か場所が記憶になく、珍しいスクープ映像であるのでここに掲載してもらった。事故現場駆けつける船が櫓で動いているところが時代を感じさせる。